十人十色眼鏡

人によって見るものや見え方って違うもの

私は映画をこう観ている

映画(やいろんな媒体の作品)の感想文みたいな記事を今後書きたいと思ったので、作品鑑賞の際の自分の視点を書いておこうと思った。

 

私は自分に無いものを知りたくて映画を観ている。

自分に無いものというのは、知識というよりも他人の価値観や人生観であることが多い。

早い話が『他者』と精神的に触れあいたい。理解したい。

自分がもう持っているものを見せられてもそんなに興味がわかないし、刺激がない。

分かりきった内容の説教は辛いもの。

 

……話が終わってしまったので、少し関連してエッセイのようなものを書く。

 

どうやら今のオタクに好まれる作品の傾向が自分のと合わない。

最近は「予想通り」な作品が好まれる傾向にあると思う。

例えば漫画原作でストーリーを既に知っているアニメや映画。作品タイトルが話のあらすじになっているタイプのもの。お約束が満載なベタな展開、またはジャンルもの。昔流行った作品のリブートも多い。

自分の想像の範疇から逸脱しないような作品は、確かにお約束を楽しむ面白さもある。ゾンビやホラーは自分も好きです、とても笑

でも、それ以上に作品から自分に無いものを見出だして内面に取り込めたときの方が気持ちいいから、

同じように感じる人ももう少し増えてくれたらなあとか少し思う。

 

「俺はベタな作品が好きなんだ!!!」という人がいるならそれはそれで尊重します。

個人的に思うのは、触れてみていいなと思う意見というのは、自分と同じ意見ではなく、その人が心の底からそう思っているっていうのが伝わる意見である。

あまりにも独善的であったり、私の存在ごとこの意見を肯定して!感バリバリだとキツいけど^^;

 

そんな感じ。

 

 

ジャンル映画についてややdisり気味な文脈だけど、ジャンルものほんと好き。

ジャンルというフォーマットがあるからこそ、作品ごとの個性も強調される……シャリとネタから成る寿司みたいな感じ!

奇抜な服を着て個性をアピールするのではなく、制服を自己流にアレンジして個性をアピールする楽しさに通じる。と思う。

ジャンル記事も書いてみたいけど、書けるほど詳しいジャンルがない。

いつか書けたらいいなあ。